I was only joking

音楽・文学・映画・演劇など。アボカドベイビー。

最近見たあれこれ

LOCUSTの準備で立て込んでいて、はじめてらしくギリギリまで色々やることがある中で、なんとか自分を保つために足は動かしている。

 

今日は五反田アトリエに杉本憲相・堀江たくみ・宮下サトシ三人展「わたしはお皿に落書きをしません」を観に行って、キャラクターモチーフの陶器類の執着と質感に感銘を受ける。「運命」という言葉が浮かんでいた。

 

昨日はロロのいつ高シリーズvol.7「本がまくらじゃ冬眠できない」を早稲田どらま館で観た。いつ高シリーズはだんだん三浦直之自身の青春から今の高校生の青春を描くことにシフトしているのではないか。ひょっとしたら作品一つのインパクトは薄っているのかもしれないが、僕はこの変化はおそらく好ましいのだと思う。「校庭を見る」といういつ高シリーズ頻出の演出の意味をずっと考えている気がする。

 

あと最近は山本卓卓初監督作品『Changes』の多重の暴力性を描く繊細さに胸打たれるものを感じ、フレデリック・ワイズマン『ジャクソン・ハイツへようこそ』を観てトランプ大統領が生まれる背景にある多様性文化の疲弊のことを思い、エイフェックスツインの今年出たEPのレコードを購入してキャリア最高傑作な強度と冒険ごころに感じ入ったりしている。

 

暴力について考えていることが増えてる。