I was only joking

音楽・文学・映画・演劇など。アボカドベイビー。

作詞3

日記代わりに、作詞用に書いたものをちょくちょく載せていきます。

 

詞に歌や曲を乗せたいという殊勝な人がいれば是非試していただけるととてもとても嬉しいです。事前の断りは不要ですが、web等で発表する場合は事前にご連絡ください。

→伏見 瞬 sarai.nuh@gmail.com

 

タイトルは「狭い穴」です。もっといい言葉がある気もしますが、今のところはこれしかなさそう。あらゆる欲についての歌だと思います。

 

 

狭い穴に入ろうとする

広い野原で一人になって

狭い穴に入ろうとする

ここはあまりに寂しいから

 

アイツとアイツが手を組んで

アイツがアイツを馬鹿にして

アイツとアイツのシステムが

アイツのアイツを裏切って

狭い穴の中で

 

ぼくはそこまでいきたい

情と敬意を投げ捨てて

狭い穴に入り込もうと

君を置いていったまま

 

アイツがアイツを軽蔑し

アイツがアイツに笑いかけ

アイツとアイツのあいだでは

アイツもアイツもいなくなる

狭い穴の中で

 

狭い穴に入りたくないかい?

君もきっと願ってるはず

狭い穴が現れたなら

広い心をくしゃくしゃにして

すべて閉じ込めてみたくなるだろ?

 

隠れてないのにいなくなる

消えてないのにいなくなる

 

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