映画や本の感想なら一回観るか読むかすれば書けるけど、音楽は何度も聴いて浮かぶものが多いので難しいのかもしれない。
ロザリアのファッションが目に付く。素肌にブラ、クリスチャンディオールの変形タートルネック(セーターが上の方で切れてマフラーみたいになってるやつ、あれなんて言えばいいの?)。いいじゃん。ビリーは髪の黄緑以外はよく見えない。黒かな?
ビリー・アイリッシュは声がいい、それをめちゃ上手くコントロールしている、という点がこの曲(あとMステにリモート出演した時のパフォーマンス)で如実になっている。
網守将平の新しいアルバムが気持ちいい。昨日はこれをききながら眠った。
「Insulok」はタブラ(かな?)の音と不穏なコード感が重なって、全体の雰囲気はトロピカル。でもなんでこの組み合わせでトロピカルに聞こえるんだ?
宇多田の海外盤、ちゃんと聞いてなかったのだけど、思った以上に好きだった。『1998年の宇多田ヒカル』では「宇多田の魅力である密室性が活きてない(コーラスを他人に任せてるから)」という書き方だったと思うけど、太いボトムと細いシーケンス(三味線)の組み合わせとかとても好き(ティンバーランドの作家性?)だし、英語でもリリシズムは活きている。アメリカで大した成功を収めなかったのは、むしろ日本語のリリシズムをちゃんと翻訳できているからではないかという考えが浮かぶ。本人にとっては「翻訳」ではないかもしれないけれど。
今日は雨らしい。出かけるつもりだったが・・・