I was only joking

音楽・文学・映画・演劇など。アボカドベイビー。

Jim O'rouke/Sleep Like It's Winterを1分ずつ聴く(40:00~41:00)

前回はこちら

iwasonlyjoking.hatenablog.com

 

40:00 持続するfの音。

40:03 頻出するa#のシンセ。少し音色が変化している?輪郭がぼんやりしているような・・・

40:07 右チャンネルから押し寄せる波のようなfの音。控えめな波。

40:11 全体にふわっと広がる音がある。cに聞こえるが、音階は曖昧。

40:17 f→a#、幾度も繰り返される動き。森の囁きのような音が聞こえる。

40:22 dの音がコォーっと鳴る。少し声を変調させたような音にも思える。

40:25 低いdの音も聞こえる。

40:26 右寄りにgの伸びる音。暗い印象を与える音。 

40:30 ベースのシンセがfからd#へ移動する。

40:38 右側からか細いcの音が聞こえる。

40:41 一度音が静まり、中音域のa#とそれより高いgの音が同時に聞こえる。e-bowっぽいサウンド

40:45 低音の柔らかいfと、シュワシュワとした音。

40:51 中音域のdとfが同時に響く

40:55 低音で輪郭の薄いdの音が俄かに広がる。

40:56 40:03と同じa#の音。

 

控えめな変化が続いていく。このあたりの時間はひたすらに夜の印象を聴くものに与える。「夜の森」というワードが浮かんだが、実際には夜の森は生き物の声で騒騒しいはずなのだ。けれども室内でもない。どこにもない夜の音といった趣がある。(続く)

 

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