I was only joking

音楽・文学・映画・演劇など。アボカドベイビー。

Jim O'rouke/Sleep Like It's Winterを1分ずつ聴く(39:00~40:00)

前回はこちら

iwasonlyjoking.hatenablog.com

 

より静かに、静かにと、静寂に向かっていく感じがある。いよいよ終わりが近づいているからか。

 

39:00 持続するfのシンセ、左からは輪郭の曖昧な高いaの音がしばらく伸びる

39:09 a#を基音とした音が揺れながら迫ってくる。低いd#の音もぼんやりと聞こえる。

39:17 風のような音が加わる

39:21 フィードバックっぽいfの音。

39:25 キーボードでa#の音。この辺りの時間帯で頻出する音。

39:29 甲高いcの音が鳴っている。

39:31 残響感の強いdの低音

39:37 高いdの音が揺れながら響く。

39:40 音階の曖昧な音の膜が膨れ上がる

39:43 a#の音が大きくなる

39:49 うっすらと高音のcの音が聞こえる

39:54 cがdの音に変わる。

39:58 fの音が膨れてくる

 

音の変化も比較的少ないが、後半で少しずつ動いてくる。全体的に低音要素が弱めで、曖昧な空気の中を音が移ろっていくような時間。どうやらこのあたりはa#のメジャースケールで動いているらしく、上記に記している音は全てスケールの環境内にある。キーやスケールの変化もあるはずなので、最後まで行ったら改めて確認してみたい(続く)

 

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