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昏い場所へ沈みこむような印象を覚える。音数が減り、穏やかな終わりへと向かう予感が漂い、熱くも冷たくもない延長に身が馴染んでいく。
36:02 寺社仏閣の鐘の音を思わせる低いdの響きが右と左でそれぞれ一回ずつ鳴る
36:07 舞い上がるようなカン高い効果音
36:11 低いcのシンセが持続しながら存在感を増す
36:18 一瞬音が途切れたところに低めのフィードバック。d#の音
36:28 星がゆっくり落下していくような、中音域の音
36:32 d#の低音がブーストする
36:42 輪郭の薄いシンセ、a#の中音域。同時にシュワーという音が背景に聞こえる。
36:46 f→a#と移動する(何度か繰り返されたシンセが)比較的明確に鳴る。
36:47 シュワシュワーというエフェクト音が広がる。深夜の森の虫の声にも、宇宙を表わす効果音にも聞こえる。
36:51 低音のcが微かに聞こえる。
36:59 トーンが不安定に揺れるfの音
音の出入りも落ち着き、音が迫り上がる瞬間はあるものの長続きせず、曖昧な宙づりのまま時間が過ぎていく。(続く)