1. ツイッターの閲覧制限、新CEOによる広告強化の妨げに=専門家 | ロイター (reuters.com) 今回の閲覧制限に伴う混乱でツイッターがなくなるかどうかはわからないが、やはりツイッターの記憶はツイッターがあるうちに書いておくべきかと思う。 2010年代…
NOT WONKがまさかこんな長尺の曲と特徴的な音響で攻めるバンドになるとは思わなかった。えらい。しっかりしすぎてて愛聴はしない気がしますが・・・。
映画や本の感想なら一回観るか読むかすれば書けるけど、音楽は何度も聴いて浮かぶものが多いので難しいのかもしれない。 ロザリアのファッションが目に付く。素肌にブラ、クリスチャンディオールの変形タートルネック(セーターが上の方で切れてマフラーみた…
Shameの新しいアルバム『Drunk Tank Pink』が出たのでちょっと聴いた。 前作よりポストパンク味が増していて、Fontaine D.CやBlack Country,New Roadとの共振あるのかしら。 この8ビートを15刻みで進んでく曲とか好き。 リリックはI won't get up!I can't…
三日くらいiPhone(特にツイッター)を観ている時間が長いことに後悔の念が湧いてきたので、今日は銀のちっちゃい箱を置いて朝(9時30分頃)から外へ。 結果やったこと: ・ドトールモーニングセットを食べながらずっと書いてた原稿を書き上げた ・お昼に野…
最近は仕事している以外は原稿書いてる気がする。 ここ数日で聴いた曲。スピッツはたくさん聴いている。スピッツは別のところで書くことになると思う。「あじさい通り」の歌詞を意識して聴いたら切実さが伝わってきて良かった。 朝になんとなく「恋しさとせ…
1月2日 ちょっと前に大滝詠一『A LONG VACAITION』のレコードをココ池で購入してそのままにしてたので朝起きて聴いた。 実は最初から最後まで聴いたことなかったかも。 律動操作が良い。聴いていると、楽器音と声の滑らかさと同時に、リズムの(かなり良い意…
李氏くんがほぼ一人で編集した音楽批評誌『痙攣』が先日発売されました(そして早速売り切れ!現在増刷対応中とのことです、偉い) zinekeiren.thebase.in 僕もこちらに『THE NOVEMBERSと変革の最低条件』という論考を寄せました。 昨日うちに届いて、勢いで…
日記代わりに、作詞用に書いたものをちょくちょく載せていきます。 その日の世界に感じたなんらかを、周りくどい方法で共有するべき、という気持ちでいます。 詞に歌や曲を乗せたいという殊勝な人がいれば、是非試していただけるととてもとても嬉しいです(…
1. 『魚座どうし』は2019年度の文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」において製作され、2月後半に角川シネマ有楽町で公開された山中瑶子監督による短編映画だが、「魚座」と聞くと、僕は真っ先に…
日記代わりに、作詞用に書いたものをちょくちょく載せていきます。ということをたまにやっていたのですが、11ヶ月ぶりに再開です。 その日の世界に感じたなんらかを、周りくどい方法で共有するべき、という気持ちでいます。 詞に歌や曲を乗せたいという殊勝…
前回はこちら iwasonlyjoking.hatenablog.com おい!最後の20秒ふわーっとはじまってさらっとフェイドアウトするだけじゃねーか!書くことなんかないわ! と思いきや、おわり間際に低音が押し出されて一瞬音が迫ってくるのが気になる。残り10秒でフェイドア…
前回はこちら iwasonlyjoking.hatenablog.com 音が伸びやかなのに枯れた印象を覚えるのは、この曲がもうすぐ終わることを知っているからだろうか。ただの澄み切った空気のような、なんの不足もない世界。不足のない世界はすぐに終わる。 43:00 低音のgが響き…
僕が編集長を務める批評/旅行誌『LOCUST』の第3号「岐阜県美濃特集」が11月24日(今日じゃん)の文学フリマから頒布開始します。 bunfree.net めちゃクールで最高の本が出来たという自負があるので是非ともお買い上げいただきたいところですが、「なんで岐阜…
前回はこちら iwasonlyjoking.hatenablog.com 死の匂いが増している。そんな気がする。羽虫の最期のような終わり。人間的味付けのない、世界にありふれた生命の停止。小さい音の、長いスパンでの反復によって時間は過ぎ去り、まもなく訪れる無音に向けて待つ…
前回はこちらiwasonlyjoking.hatenablog.com 冷たく薄い音の空気が、あたりを囲んでいる。少しずつ色彩を変えていく低音の響きは穏やかだが、中音〜高音部を漂う冷気は一定の険しさと尊厳を保っている。この曲の題名は「冬のように眠る」。たしかに、そろそ…
あいちトリエンナーレは色々な意味で話題になったけれども、展示作品で最も評判を呼んだものの一つが、シンガポールの作家、ホー・ツーニェンによるインスタレーション作品『旅館アポリア』であることは間違いないだろう。 『旅館アポリア』は、沖縄へ突撃す…
クロード・シャブロル『野獣死すべし』(1969年・フランス) (9月13日、新文芸坐シネマテークにて) 絶妙。黄色い蘭を挟んだ男女の気まずさの横で淡々と整えられていく鴨肉。「シチューと肉は別で用意しとけ!」と激昂した野獣男の言葉に呼応するように、丁…
1975年に犬面のカナダ人が発表したレコード『Tonight's the night』はドラッグ禍で命を落とした二人の友人に捧げられており、酩酊しきった状態で録音されたボロボロの演奏が死の匂いを醸し出す異形の名盤として知られている。1969年8月9日の夜、ブラッド・ピ…
前回はこちら iwasonlyjoking.hatenablog.com 40:00 持続するfの音。 40:03 頻出するa#のシンセ。少し音色が変化している?輪郭がぼんやりしているような・・・ 40:07 右チャンネルから押し寄せる波のようなfの音。控えめな波。 40:11 全体にふわっと広がる…
前回はこちら iwasonlyjoking.hatenablog.com より静かに、静かにと、静寂に向かっていく感じがある。いよいよ終わりが近づいているからか。 39:00 持続するfのシンセ、左からは輪郭の曖昧な高いaの音がしばらく伸びる 39:09 a#を基音とした音が揺れながら迫…
英文学研究者でフェミニズム視点からの批評を多く書いている北村紗衣さんの「男らしさ」に関する記事を読んだ。 gendai.ismedia.jp この記事の白眉はレッド・ツェッペリンの話から始まるところで、「男らしさ」への懐疑を歌っているバンドが一番「男らしさ」…
前回はこちらiwasonlyjoking.hatenablog.com 穏やかな時間は続く。メロディがないわけではないが、森の中で木々が風に揺れているのを聞いているような感覚を覚える。 38:01 倍音の少ないサイン波を思わせる音が伸びていく 38:06 右側から低音の音の膜が押し…
『新聞記者』という映画がストレートな現政権批判を行なっていてなかなか面白いという噂だったので、映画館で観てみました。 shimbunkisha.jp 結論を言うと、全く面白くなくて、非常に辛かった。 理由は主に三点にまとめられます。(ネタバレしてます) ・と…
前回はこちら iwasonlyjoking.hatenablog.com 37:00 a#の鍵盤が薄く引き延ばされる 37:03 低音のg。短調の印象。 37:05 風の音のような「コォーコォー」という音が規則的に聞こえる。 37:10 右チャンネルだけ音が途切れて微かにcの音が響く 37:12 ザラザラと…
前回はこちら iwasonlyjoking.hatenablog.com 昏い場所へ沈みこむような印象を覚える。音数が減り、穏やかな終わりへと向かう予感が漂い、熱くも冷たくもない延長に身が馴染んでいく。 36:02 寺社仏閣の鐘の音を思わせる低いdの響きが右と左でそれぞれ一回ず…
前回はこちら iwasonlyjoking.hatenablog.com 沈黙、というほど音が消えたわけではないのだが、音が「何も語らない」感覚がこの時間の中にある。感情への耽溺、宗教儀式的な荘厳さ、あるいは機械的な無情の強度。エモでもニューエイジでもインダストリアルで…
前回はこちらiwasonlyjoking.hatenablog.com いつの間にか、繭の中にいた。少し音量が落ち着いて、アタックの強い電子音は後退し、膜のような淡い音が漏れ聞こえる。それは繭の中として思えない白さと柔らかさだ。糸が重なったかのような肌触りは優しく、こ…
前回はこちらiwasonlyjoking.hatenablog.com 音の圧力が上がる。どこかマイナー調で、不穏な空気も感じられる音の流れ。超自然物を表現しているような雰囲気もあり、ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の『メッセージ』(2017年)に出てくる、宇宙から来た半月型の巨…
前回はこちらiwasonlyjoking.hatenablog.com 空の上、無重力空間でゆらゆら揺れていたところから、大地に戻る。乾いた渓谷を、高く広い視野から高速移動しながら眺める。そんなイメージが浮かぶ。どことなく音のスケールが大きい。暖かで穏やかだが、押し寄…